リンパマッサージのコツ2
リンパマッサージの方法には方法とさする方法があります。
【 押す 】
リンパ節に詰まった老廃物などを押し出して、リンパを流れやすくします。
リンパ節とは、体中のリンパ管が集まってくる中継点のこと。リンパ節の渋滞を解消しなければリンパ液の
流れはスムーズになりません。
詰まったリンパ節をほぐすのに適した手技が「押す」ことです。
リンパマッサージにおいて、もっとも大切なリンパ節である「鎖骨リンパ節」は、指の腹を使ってやさしく
押してください。あまり強く押すのはNGです。
痛いのはリンパマッサージではありません。
【 さする 】
リンパマッサージでは、もっとも多く使われます。手のひら全体を肌に密着させ、やさしく、なでるように
さすります。
リンパは、皮膚の浅いところに分布しているので、強くさすっても意味がありません。
温泉でお湯を体にかける程度の軽い圧で、やさしくなででください。
さする方法は、全身のマッサージに使われます。顔などの細かい部分には、指の腹などを使います。
強くこすり過ぎないように、リンパマッサージ専用のジェルの使用をお勧めします。
リンパ系は皮膚から始まっていて、全体の70%が皮膚表面に集合しています。
そのため、リンパマッサージを行うにあたって、もっとも意識すべき場所は、皮膚の表層ということになります。
リンパ系は、毛細リンパ管→小リンパ管→集合リンパ管というような流れになっています。
毛細リンパ管では、結合組織からの水分やタンパクを小リンパ管へと運び、小リンパ管から集合リンパ管に運ばれます。
集合リンパ管には、弁と弁の間(lymphangion)が存在し、リンパ液を一方向に運んでいます。
弁と弁の間では、自動的に収縮するシステムがあり、この中の圧が一定に達すると、
能動的に収縮を起こして、次の弁と弁との間へと、リンパ液を押し出していきます。
この一連の動きは、自律神経、環状平滑筋の収縮などの内部刺激によって行われますが、適度な圧の皮膚への刺激(リンパマッサージ等)によっても促進されます。
つまり、皮膚へのトリートメントによって、リンパ管をリンパの流れに沿って、引き伸ばすことで、
収縮頻度と強さを増すことができ、リンパ系の動きが活発化されるということです。